Q69. はじめての方から最もよく聞かれる質問と、その回答を教えてください。
初めての方に説明することが多いのは、「何を話すのか」「話を聞いてもらうだけなのか」「AIとの壁打ちと何が違うのか」という点です。
◆ Q. 何を相談するか整理できていなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。「ずっと気になっていること」「やろうと思っているのに止まっていること」から話してください。最初から正しい課題名をつける必要はありません。出来事や違和感を一緒に見て、今扱うとよいテーマを探します。
◆ Q. 話を聞いてもらうだけですか?
丁寧に話を聞いたうえで、画面上での整理、問い、経営経験からの仮説や意見も使います。例えば「任せたい」という話なら、誰に、何を、どの範囲で任せるのか、相手と何を話す必要があるのかまで考えます。最終的に何を選ぶかは、ご本人が決めます。
◆ Q. AIで壁打ちしているのですが、人間のコーチとも話す意味はありますか?
私はAIも活用しており、AIか人間かの二択にはしたくありません。情報を整理したり、文章や資料のたたき台を作ったりすることに、AIを使う意味は大きいと感じています。
そのうえで私が人との対話に価値を感じるのは、「どの問いを扱うか」自体を一緒に見直せることです。私は事業責任者時代、自分が得意な事業のことは一人でもよく考えていました。一方、苦手な組織課題は、知識があっても触るのを後回しにしていました。自分が避けていることを、自分だけで相談テーマにできるとは限らなかったのです。
現在も、ご本人の過去の選択や望む未来を踏まえ、「その施策より先に、こちらを考える必要はありませんか」と返すことがあります。AIを否定するのではなく、人との対話で見えた論点を、その後の整理や実行に活かしていく組み合わせを大切にしています。
関連する本人の発信:コーチングの会話を「対話資産」として活用する考え方(https://note.com/shohei\_nonaka/n/nf6f34257f21e)