野中祥平・NonaCanvas 100問100答|第7章 お受けできること・できないこと(Q49〜Q57)

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Q49. お受けするために必要な条件はありますか?

一番大切なのは、セッションを受けるご本人に、一緒に考えてみたいという意思があることです。目標や課題がきれいに言語化されている必要はありません。

会社から勧められた場合も、会社の期待だけで進めるのではなく、ご本人が何を扱いたいのかを確認します。「社長に言われたから来たけれど、自分は何も話す気がない」という状態のままでは、十分な価値をつくりにくいからです。

自分の考えや関わり方も含めて、一緒に見直してみること。必要なときには、私の仮説に「それは違う」と言えること。そうした対話ができる関係を大事にしています。

実施にあたっては、オンラインで対話し、共有画面を見られる環境をご用意ください。

コーチングを申し込む前に、どんな準備をしておけばいいですか?

Q50. 申込み前に準備してほしいことはありますか?

立派な資料や、完成した課題一覧をつくる必要はありません。余裕があれば、最近起きたこと、気になったこと、決めたいのに止まっていることを短くメモしておくと、話し始めやすくなります。

私自身がコーチングを受けるときは、事前に少し振り返り、「これが進んだ」「ここが気になる」「今日はこれを話すと来週から動きやすそうだ」と考えていた時期があります。それによって、一人での振り返りの先へ、対話を進めやすくなりました。

ただし、これは受け方の工夫であって、準備しないと受講できないという条件ではありません。忙しくて何も整理できなかった場合は、その状態から一緒に始めます。

会社の説明に役立つ資料があれば補助に使えますが、申込時から詳細な機密資料を一式送る必要はありません。

関連する本人の対話:実際にコーチと何を話し、どう活用していたのか(https://nonacanvas.co.jp/blogdetail/podcast\_002)

考えがまとまっていなくても、NonaCanvasに相談できますか?

Q51. 準備が整っていなくても相談できますか?

はい。整理できていないことを一緒に扱うための対話でもあります。

「何に困っているか分からないけれど、なんとなく重い」「いろいろ気になることがあるが、優先順位がつかない」でも大丈夫です。整った説明にしてから話すと、その過程で、本人が大事にしていた違和感を落としてしまうこともあります。

私は、最初に挙がった課題をそのまま正解として固定しません。出来事、気持ち、望んでいることを一緒に見て、「今日はどこを考えるとよさそうか」を探します。

ただし、話すことを強制したいわけではありません。まだ言葉にしにくいことは、そのこと自体を伝えていただければ大丈夫です。

NonaCanvasのコーチングでは対応していない相談や依頼の種類は何ですか?

Q52. お受けしていない相談は何ですか?

医療行為・診断・心理療法は提供していません。経営に伴う不安や迷いを対話で扱うことと、治療を行うことは別だと考えています。

また、通常のコーチングは、ご本人に代わって意思決定したり、社員や取引先を継続的に管理したり、専門実務を丸ごと請け負ったりするサービスではありません。

例えば、法律・税務の専門判断や、広告運用、営業代行、システム開発などの実務そのものが必要な場合は、その分野の専門家の領域です。「何を目的に、誰へ何を頼むか」は一緒に考えられますが、私がすべての実務を担当するわけではありません。

分野をまたいで話せることと、何でも自分で引き受けることは分けています。

NonaCanvasのコーチングでは対応できないケースはどんな場合ですか?

Q53. 医療機関やカウンセリングなど、別の専門家をご案内するのはどんな場合ですか?

私の専門領域を超える支援が必要な場合は、その旨をお伝えします。心理療法は行っていないため、別の専門機関での対応が必要な内容を、コーチングだけで扱おうとはしません。

経営に伴って「不安」「迷い」「苛立ち」が出てくることはあります。その気持ちを話していただき、何が起きているか、次にどんな選択をするかを一緒に考えることは、私の支援に含まれます。一方で、それを病気の診断や治療として提供することはありません。

適切な専門的支援を検討した方がよいと考える場合は、その違いをお伝えします。「自分に話せば全部解決できる」と抱え込まず、ご本人に必要な支援を優先します。

NonaCanvasのセッション頻度や時間を標準以外の形に変更することはできますか?

Q54. 通常はお受けしていないが、条件次第で対応できることはありますか?

標準の時間・頻度・期間が合わない場合は、個別に調整を相談できます。

例えば、3週間に1回ではなく2週間に1回・毎週で話したい、1回を30分・45分にしたい、ひとり社長として予算を調整しながらまず3か月使いたい、といったご要望です。初回セッション後に、何のためにその形が必要なのかも含めて考えます。

土曜日のセッションも要相談で、追加料金が発生する可能性があります。研修や講演など、個別セッション以外の支援は別途相談です。

一方、対面セッションは現在の基本方針として行っていません。対応方法を何でも広げるよりも、オンラインで一緒に画面を見ながら考える品質を大切にしています。

NonaCanvasのコンサルティングでは、クライアントはどのような姿勢や役割を求められますか?

Q55. クライアントにお願いしている役割はありますか?

お願いしたいのは、考えていることを率直に持ち込み、自分で選び、実際に試したことを次の対話へ持ち帰ることです。

私に良い報告をするために、うまくいっていないことを隠す必要はありません。「決めたのにできなかった」「やってみたら違った」「前回は納得したが、今は引っかかっている」も、大事な材料です。

私が仮説を出したときも、従う必要はありません。「それは少し違う」「本当はこっちが気になる」と言ってもらえる方が、本人に合う答えへ近づきやすくなります。

一律の宿題をこなすことより、現実の経営で何が起きたかを重視します。行動できなかったときも、意志が弱いと決めつけず、論点が曖昧だったのか、納得していなかったのか、役割や条件が整っていなかったのかを一緒に考えます。

定期的なセッションに加えて、その間の3週間の過ごし方が、伴走の大切な一部です。

コーチングセッションで話した内容は会社や社長に報告されますか?

Q56. セッションで話した内容の扱い(秘密の守り方)を教えてください。

セッションの内容について守秘義務を守ります。No.2や幹部が受講した場合も、話した内容を私からそのまま社長・会社へ共有することはありません。

経営者やNo.2には、社内の役割があるからこそ言いにくいことがあります。会社が費用を払っているからといって、発言が逐一社長へ報告される場では、扱えなくなるテーマがあると考えています。

会社で共有した方がよい内容は、ご本人から社長などへ伝えることを促しています。その際に「何を伝えるか」「どう話すと受け取ってもらいやすいか」を一緒に考えることはあります。本人のための対話と、会社への報告を混ぜないようにしています。

録音・文字起こし・AI利用などを含む記録の扱いについては、体験セッション時と契約時に説明・同意の確認を行っています。記録や外部サービスの利用について確認したい点があれば、利用前にお知らせください。

コーチングの途中で相談テーマや状況が変わった場合、契約はどうなりますか?

Q57. 途中で目的や状況が変わった場合、どうなりますか?

目的や状況が変わったら、その変化をセッションで扱います。当初の課題に合わせて話し続けることより、その時点で重要なことを考える方が大切です。

例えば、組織の相談が進むうちに事業の方針を考え直す必要が見えたり、当初の課題が片づいて、次の挑戦を考える段階へ移ったりします。そうした変化は、計画の失敗とは限りません。対話と実行によって、見えているものが変わった結果でもあります。

必要に応じて、目標・優先順位・次の行動を更新します。長期休暇などで日程調整が必要な場合は、セッションの間隔を相談します。

なお、テーマを変更することと、契約期間の途中で解約・休止することは別です。途中解約・返金・休止は原則行っていないため、契約条件と合わせてご確認ください。

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