野中祥平・NonaCanvas 100問100答|第10章 よくある質問(Q69〜Q76)

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Q69. はじめての方から最もよく聞かれる質問と、その回答を教えてください。

初めての方に説明することが多いのは、「何を話すのか」「話を聞いてもらうだけなのか」「AIとの壁打ちと何が違うのか」という点です。

◆ Q. 何を相談するか整理できていなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。「ずっと気になっていること」「やろうと思っているのに止まっていること」から話してください。最初から正しい課題名をつける必要はありません。出来事や違和感を一緒に見て、今扱うとよいテーマを探します。

◆ Q. 話を聞いてもらうだけですか?

丁寧に話を聞いたうえで、画面上での整理、問い、経営経験からの仮説や意見も使います。例えば「任せたい」という話なら、誰に、何を、どの範囲で任せるのか、相手と何を話す必要があるのかまで考えます。最終的に何を選ぶかは、ご本人が決めます。

◆ Q. AIで壁打ちしているのですが、人間のコーチとも話す意味はありますか?

私はAIも活用しており、AIか人間かの二択にはしたくありません。情報を整理したり、文章や資料のたたき台を作ったりすることに、AIを使う意味は大きいと感じています。

そのうえで私が人との対話に価値を感じるのは、「どの問いを扱うか」自体を一緒に見直せることです。私は事業責任者時代、自分が得意な事業のことは一人でもよく考えていました。一方、苦手な組織課題は、知識があっても触るのを後回しにしていました。自分が避けていることを、自分だけで相談テーマにできるとは限らなかったのです。

現在も、ご本人の過去の選択や望む未来を踏まえ、「その施策より先に、こちらを考える必要はありませんか」と返すことがあります。AIを否定するのではなく、人との対話で見えた論点を、その後の整理や実行に活かしていく組み合わせを大切にしています。

関連する本人の発信:コーチングの会話を「対話資産」として活用する考え方(https://note.com/shohei\_nonaka/n/nf6f34257f21e)

株式会社NonaCanvasのコーチング・伴走支援の料金はいくらですか?

Q70. 料金について、よく聞かれる質問と回答を教えてください。

◆ Q. いくらから利用できますか?

初回のオンライン60分は無料です。継続の標準は、3週間に1回60分で月額10万円・税抜。90分は月額15万円、120分は月額20万円で、原則6か月契約です。

ひとり社長などは、月額5万円〜10万円程度で、時間や頻度を調整した個別プランを相談できる場合もあります。同じ支援内容を一律に値引きする制度ではなく、必要な関わり方を一緒に設計するものです。

◆ Q. 月額表示なら、毎月支払うのですか?

契約期間分の前払いです。月額は料金を考える基準で、支払いは、これから伴走する期間分を銀行振込でお願いしています。標準60分プランを6か月利用する場合は、60万円・税抜です。

◆ Q. 追加費用はありますか?

研修・講演や、セッション外の工数がかかるレビュー等は別途相談です。土曜日も追加料金が発生する可能性があります。基本プランに含まれるのは、オンライン対話、画面上の整理、文字起こし、要約です。詳しくはQ13・Q37をご覧ください。

NonaCanvasのコーチングは何回受ければ効果が出ますか?期間や頻度はどのくらいですか?

Q71. 回数・期間について、よく聞かれる質問と回答を教えてください。

◆ Q. 何回で変わりますか?

一回の対話で、長く止まっていた判断が動くこともあります。一方、幹部を育てる、役割を引き継ぐ、事業の方向を変えるといったテーマは、実行して相手の反応を見て、また考える時間が必要です。「何回で必ず変わる」とは約束していません。

◆ Q. なぜ6か月の継続が基本なのですか?

整理して終わりにせず、実行後に生まれる問題や気づきまで扱いたいからです。最初の課題が片づくと、今度は別の役割や挑戦が見えてくることもあります。私自身も、組織の立て直しから投資・育成、さらに役割の引き継ぎへと、コーチと話す内容が変化していきました。

◆ Q. 短い時間や期間でも相談できますか?

30分・45分、毎週・2週間ごと、まず3か月などの調整も相談できます。基本は3週間に1回・60分以上・6か月ですが、期間を長くすることだけが目的ではありません。初回で実際に話し、必要な支援を一緒に考えます。

NonaCanvasのコンサルティングはどんな効果が期待できますか?

Q72. 効果について聞かれたとき、どう答えていますか?

「必ず売上が何倍になります」とは答えていません。まず見るのは、ご本人が抱えている重要な問題について、何が変わったかです。

例えば、「幹部に任せられない」という漠然とした悩みが、任せる範囲と育成の話に分かれた。「新しいことをやりたい」が、今はやらないものを決めることで、着手できる計画になった。「自分が頑張るしかない」と思っていたところに、他の人へ頼る選択肢が見えた。こうした変化は、まだ最終成果ではなくても、問題が前へ進む大事な一歩です。

そのあと実際に動き、相手や会社にどんな変化が起きたかを次の対話で確認します。利益が伸びた事例もありますが、ご本人やチームの行動、市場環境なども関わります。

私が掲げる「毎回、重要な問題を必ず一つ前へ進める」は、毎回すべてを解決する保証ではありません。問い・見方・優先順位・決断・任せ方・次の行動のどこを更新するかを、曖昧にしないための支援姿勢です。

コーチングが自分に向いているか分からない場合でも相談できますか?

Q73. 「自分に向いているか分からない」と言われたとき、どう答えていますか?

まず、今、頭に残っていることを聞かせてください。「自分はコーチングに向いている」と分かってから来ていただく必要はありません。

事業、組織、自分の役割がつながっていて、誰に何を相談すればよいか分からない。一人でも考えられるが、同じところを回ってしまう。決断は速いのに、その後の動かし方が詰まる。そうした状況なら、一緒に考える意味があるかもしれません。

初回では、話しやすいかだけでなく、問いや仮説を受け取って、自分のテーマが少し前へ進みそうかを確かめていただきたいと思っています。

反対に、今必要なのが特定の知識を学ぶことや実務の代行であれば、別の支援の方がよい場合もあります。申し込んでいただくことありきではなく、ご本人に必要な方法を一緒に考えます。

NonaCanvasのコーチングは、コンサルティングやカウンセリングとどう違うのですか?

Q74. カウンセリングやコンサルティングとの違いを聞かれたとき、どう説明していますか?

名称だけで一律に区切るより、今どんな支援が必要かで考えています。コーチ、コンサルタント、カウンセラーといっても、実際の関わり方は提供する方によって異なるためです。

私自身、事業責任者時代には顧問やコンサルタント、アドバイザーに頼り、知らなかった知識や人脈、具体的な進め方を得られました。それは役に立ちました。

一方で、「その知見を使って、自分はどんな事業にしたいのか」「なぜこの問題だけは後回しにするのか」「本当はどう働きたいのか」は、人に正解を聞くだけでは進みませんでした。私がコーチングに大きな価値を感じたのは、その探求を一緒にしてもらえたことです。

現在の私の支援でも、本人の出来事・違和感・希望を材料に、何を問題として扱うかから考えます。必要な意見や仮説は返しますが、最終的な答えを本人から取り上げません。

感情について話すこともありますが、心理療法や診断・治療は行っていません。別の専門的支援が必要な場合は、その旨をお伝えします。

会社がコーチング費用を負担している場合、セッションの内容は会社や社長に報告されますか?

Q75. 秘密の扱いについて聞かれたとき、どう答えていますか?

◆ Q. 会社が費用を払った場合、話した内容は社長へ伝わりますか?

No.2や幹部が話した内容を、私からそのまま社長や会社へ共有することはありません。守秘義務を守り、本人が安心して話せる場を大切にしています。

◆ Q. 会社に伝えた方がよい話が出た場合はどうしますか?

ご本人から、話した内容や感想を社長へ共有することを促しています。必要なら、何をどのように伝えるかをセッションで一緒に考えます。コーチが裏で報告することと、本人が自分の言葉で会社へ働きかけることは別です。

◆ Q. 記録やAI利用については、いつ確認できますか?

体験セッション時と契約時に説明・同意を確認しています。記録の扱いや外部サービスの利用について、気になることがあれば、その段階で確認してください。

NonaCanvasの経営相談は、うまく説明できない悩みでも持ち込んでいいですか?

Q76. その他、問い合わせ前に知っておいてほしいことはありますか?

うまく説明しようとしなくて大丈夫です。「社長なのにこんなことで悩んでいる」「前回やると言ったのに、できていない」と感じることも、そのまま持ってきてください。

私自身、仕事では成果を出しながら、苦手な組織の問題を抱え込んだ経験があります。本人が分かっていることと、実際に触れられることは違う。だからこそ、止まっている理由を一緒に見たいと思っています。

また、私に同意する必要もありません。「その見方は違う」「それより、こっちが気になる」と言っていただければ、そこから対話を更新できます。

初回は無料ですが、継続は時間も費用も使う選択です。話しやすさだけでなく、実際の経営にどう役立ちそうかも含めて、ご自身で判断してください。無理に契約を勧めることはしません。

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